九州大学大学院医学研究院眼科分野 九州大学医学部 眼科

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Interview03 初期研修中の感動を胸に 八坂裕太 長崎県五島列島出身 九州大学(H29卒)

眼科を選んだのは偶然ではありませんでした

目の検査をする八坂裕太さん

 九州大学を卒業したのち、北九州の市中病院で初期研修を行い九大眼科に入局しました。入局後は大分大学で2年間研修を行い今年度からは九州大学で勤務しています。
 もともとは一般外科を志望していましたが、初期研修の中で様々な経験をするにつれて徐々に他科にも興味を持ち始めました。外科的な手技がしたいなとは漠然と思いつつもどの科に進むか迷う中で、眼科を選んだのは偶然ではありませんでした。
 学生時代の臨床実習で眼科を回った際、豚眼を使用した白内障手術のwet laboが非常に面白く、夜の10〜11時くらいまで居残りして取り組みました。今思うと、お付き合いいただいたレジテントの先生や大学院の先生方には非常に迷惑だっただろうなと思いますが、私が(眼科って楽しそうな科だな)と率直に感じた体験でした。初期研修期間中に少しだけ眼科もローテートした際に初めて硝子体手術の助手をさせていただいた時に、顕微鏡で見る網膜や血管の微細な構造に感動したことは今でも覚えています。園田教授をはじめ医局の先生方の勧誘もあり、気づいたら入局していたといった次第です。
 当初は右も左もわからないまま目の前のことをこなすことにやっとな日々でしたが、最近は徐々に経験したことも増えてきて自分でできることも増えてきました。外来で初診の患者さんを診て手術を予定してその患者さんの入院〜手術〜退院、退院後の経過観察と自分の手でこなすことができて、なおかつ患者さんからよく見える様になりましたと感謝される時は眼科医として診療をしていてよかったなと感じる瞬間です。もちろんまだまだ先輩の先生方のサポートは必要ですが、若手のうちから自分で一通り診療をマネジメントできる科であることは魅力だと思います。
 入局を検討している方、少しでも興味がある方はぜひ一度見学に来て、九大眼科の雰囲気を肌で感じてみてください。

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