九州大学大学院医学研究院眼科分野 九州大学医学部 眼科

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九州中央病院の日常

 九州中央病院に勤務して1年半になります左野裕介です。今回は当院の日々の業務についてご紹介させていただきます。
 当院は西鉄天神大牟田線の大橋駅から徒歩5分程度のエリアにある中核病院です。
 眼科医は2022年4月より増員となり、長谷川 裕平部長と2人のローテーターの計3人体制となりました。また視能訓練士 (ORT)2人、外来看護師1人が外来に常駐しており、福岡市内の中核病院としては比較的眼科スタッフが多く、恵まれた職場環境です。

外来日

 月曜日は終日手術日となっているため外来業務は基本的に閉めていますが、その他の曜日は午前中に再診・紹介初診の方の診察を行います。近隣のクリニックなどから多くのご紹介をいただき、診察する疾患も多岐に渡ります。
 午後は検査や処置を行います。検査としては白内障の術前検査や緑内障などに関する視野検査、糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞に関する蛍光眼底造影検査が多く、処置としては抗VEGF薬硝子体注射、網膜光凝固術などがメインになります。

外来業務風景

手術日

手術室風景

 月曜日終日と木曜日午後が手術日です。多くは白内障手術ですが、緑内障手術、硝子体手術に加え、翼状片や下眼瞼内反症などの外眼部手術が入ることもあります。長谷川先生の指導のもと経験を積みながら、少しずつ難易度の高い手術の執刀へとステップアップしていきます。個人のペースに合わせて、ゆっくりでも着実に成長していくことができる環境だと思います。また当院は各科の垣根が低く、形成外科の先生が執刀される眼瞼下垂の手術を見学させていただいたりもしました。外病院にいるとなかなか見ることがない外眼部の手術についても勉強する機会が得られました。

当直

 月に2回の外科当直を担当し、研修医と一緒に診療を行います。専門外の疾患に対応する必要がありますが、困った時は他科のオンコールドクターに相談できる体制が確立されているので心強いです。

九州中央病院外観

休日

 土日は入院中の担当患者がいれば診察に行きますが、それが終わればフリーです。趣味を楽しむもよし、家族との時間を過ごすもよし、それぞれのライフスタイルに合わせて休みを謳歌できます。また学会参加や講演会の聴講を通して日々の診療に役立つ新たな知識を仕入れています。

 以上、たくさんある九州大学眼科の関連病院の一つについて紹介させていただきました。

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