九州大学大学院医学研究院眼科分野 九州大学医学部 眼科

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九大眼科を語る

座談会03 若手医師のホンネトーク2019 出席者:中間、福井、永吉、下川、福田
出席者プロフィール
  • 福井 卓磨
    福井 卓磨

    平成29年 九州大学医学部卒業

    2年間、浜の町病院で研修。2019年、九大眼科入局。
    趣 味  : サッカー、お酒、飲み会
  • 永吉 美月
    永吉 美月

    平成29年 佐賀大学医学部卒業

    九州大学病院で2年間研修。2019年、九大眼科入局。
    趣 味  : スピッツ、散歩、映画
  • 下川 桜子
    下川 桜子

    平成29年 産業医科大学医学部卒業

    九州大学病院で2年間研修。2019年、九大眼科入局。
    趣 味  : 音楽、自然、徒歩
  • 福田 洋輔
    福田 洋輔

    平成29年 九州大学医学部卒業

    九州大学病院で2年間研修。2019年、九大眼科入局。
    趣 味  : スイーツ、スポーツ観戦、旅行
  • 中間 崇仁

    平成20年 九州大学医学部卒業

    今年度より病棟主任として活躍中。入局直後の頃の気持ちを忘れかけている入局10年目の私が、
    新入局医師から見た今の九大眼科に対するフレッシュな思いを聞いてみました。
    趣 味  : 子育て、バドミントン、スポーツ観戦
病棟の雰囲気は?
アットホームで勉強ができる環境
中間:
4月から眼科病棟で働いてみて、どんな感じですか?
下川:
思ったよりは忙しいですけれど、でも同期と看護師さんが優しいのでそれを力に頑張っています。
中間:
病棟の雰囲気はアットホームだよね。
永吉:
自分がまだまだわかっていないんだなあと思う日々ですね。朝の診察で上の先生と一緒に診察をするのですが、その時に自分の思った所見を言っても良いんだよって言われて。まずは自分の中で考えるのが大事なのかなって思います。
福井:
僕はみんなと違って外2年の研修で、大学での勤務は初めてだったので、最初は病棟をまわすのに必死で、あまり症例について考える余裕もなくて。とりあえず上の先生が言っている所見をメモするのを繰り返していたんですけれど、徐々に診察に時間をさけるようになってきたかとは思います。所見の取り方については、ちょっとずつ成長できているんじゃないかと思います。
永吉さんと福井さん
福井:
教科書を読むのと実際の診察はなかなか…同じものを見ていても先生たちと見えているものはだいぶ違うからですね。
中間:
最初は所見を取るのが難しいですよね。福田君も研修は大学病院でしたが、どうですか?
福田:
研修医の時とはやっぱり違いますよね。でもいつもみんなそろって楽しくしているから。
下川:
症例がこんなに豊富なところはなかなかないと毎日思っています。
中間:
中間さん実際、外に出るとなかなか見ない症例がいっぱいあるのがいいところだね。理論立って教えてくれることは大学の良いところだと思います。見て真似をしなさいっていうのはつらいし、まちがった方向に癖がつくと直すのが大変だから。病棟稼働率も良いし、手術件数も多いけど、しっかりとした病棟のシステムが成り立っているから、忙しい中でも勉強ができる環境なんでしょうね。あとウェットラボが毎週あるのは恵まれていますよね。研修医の先生もいっぱいまわってくれるけれど、どうですか?
福田:
研修医でまわってくるとほぼ一か月で戦力になると思います。
中間:
研修医も勿論だけど、クリニカルクラークシップで1ヶ月実習する学生も診療に参加することができますよね。
永吉:
手術の助手も一緒に入ることができますもんね。
福井:
見ているだけでつまらないというようなお客様感はないですよね。
福田:
学生の時に当時の病棟医研修医の先生から、他科と比べて早めに執刀できる話を聞いて、眼科に惹かれたところもあります。
中間:
手術が若いうちから始められるのは確かに魅力だよね。
福田:
かと言って、手技が頭打ちになるわけではないですもんね、奥深くて。
中間:
やればやるほどという感じで。
どうして眼科医に?
一生続けるとしたら眼科なのかなぁ
下川:
私は病院見学に来た時に筒井紗季先生と岡本美里先生がいらっしゃって、そのお二人に憧れがあって入局を決めました。すごくテキパキお世話してくださって、飲み会も先生たちも楽しいよって勧めて下さいました。見学の日はオペ日で、先生たちが食い入るように手術を見ていて、私も実際に執刀の様子を見ることができました。同期もたくさんいて楽しそうだなって。それまであまり眼科ってどういう雰囲気か正直わからなくて…父親の仕事を見にいくわけでもないですし。
中間さんと下川さん
中間:
九大眼科にお兄ちゃんもいるし。
下川:
二つ上だから何をやっているかはあまりわからなくて。正直あまり眼科医になろうとは思っていませんでしたが、見学や研修をして魅力を感じました。
中間:
永吉先生はどうですか?
永吉:
そうですね、雰囲気がすごくよかったのと、一生続けるとしたら眼科なのかなあって。
中間:
確かに女医さんは選択肢がいろいろあるから。眼科って女医さんは働きやすいのかな。
永吉:
長い目でみて続けられるのがいいかなって。
下川:
ロールモデルがたくさんいるのが心強いですよね。
福田:
研修医とか学生からしたら、眼科は病棟医が一番若いですもんね。すぐ直近の未来でこうなるんだっていう形でイメージしやすいんだろうなって。学生実習もしっかりしていて手厚いですよね。
中間:
福井君は、基礎配置、クリクラと回って、すごく勧誘されたんだっけ?笑
福井:
福井さん笑 学生の時は、飲み会が楽しいなとは思っていたんですけれど。あとは僕が(研修医として)浜の町に行った後もずっとメールで勧誘していただいて。学生のときの印象でしたが、圧倒的に眼科の雰囲気は良かったです。浜の町で色々なところを研修して迷う部分もありましたが、最後は学生の時の印象に押されて、という感じですかね。
中間:
対しての福田君は学生時代からがっつり眼科希望だったイメージですが?
福田:
僕は本当にポリクリをまわるまでは興味がなくて。たまたまポリクリでまわる前に父親が白内障手術をうけて、動画をみて勉強していたくらいです。まわってみると医局会の雰囲気がいいなって思ったのと、ウェットラボがめちゃくちゃ楽しくて、凄く熱い教授総括もあって。他の科をまわったときも眼科のことを忘れられずウェットラボに行っていました。
中間:
教授のまとめがすごいんだよね。
福田:
まず教授とあんなに話す科ってそんなにないですよ。
中間:
でもちょっと興味をもっても、眼科になろうってところまでは遠い気もするよね。
福田:
最初は市中に出る気まんまんでいろいろ見学に行っていたんですが、池田先生が医局長をされていたのでアポをとって、お話させていただきました。結局眼科をクリクラでまわっているときに(九大の)マッチングがあって、その時はもう可能な限り眼科で初期研修しよう、って意気込んでいました 笑 単純ですね 笑。
福田さんと中間さん
出身大学は色々
中間:
九大外から眼科に入る先生も多いですよね。
下川:
私は産業医科大学です。
永吉:
私は佐賀大学ですね。
福井・福田:
僕たちは九大です。
中間:
九大眼科は色んな大学出身の先生が集まっていて、それで多様性が生じる側面もあるよね。
福田:
出身大学を気にする雰囲気は全然無いですよね。
下川:
各地から集まって、異文化が合わさっているのが面白いですよね。
仕事のモチベーション
診察も手技も、どれ一つ取ってもできるようになれば嬉しい
中間:
病棟医の先生、元気ですよね。仕事のモチベーションは皆さん何ですか?
下川:
同門の先生に対する憧れでしょうか、分からないことが沢山あるからこそ楽しいですよね。目の前のことを精一杯頑張っていたら、先生方に少しは近づけるのかな、と思いますし。
下川さん
中間:
確かにね。先輩の姿って大事だよね。
永吉:
毎日目の前のことにひたすら必死にですが、精一杯やることが大事なのかな、と思って働いています。
中間:
福田先生の毎日頑張れる理由って何?
福田:
僕は同期ですね。同期が自分より知っている知識とかがあると、負けられないと思って燃えてきますよね 笑。
福井:
僕は研修医の時にそこまで眼科を長く回ったわけではないから。診察も手技も、どれ一つ取ってもできる様になれば嬉しいし。それがモチベーションかな。
中間:
達成感はある診療科だよね。助手がうまくできた時は確かに嬉しいよね。
どうやってリフレッシュしていますか?
しっかり切り替えて楽しむときは楽しむのが大事。
中間:
みんな忙しいけどリフレッシュはどうしている?
下川:
土日はリフレッシュ出来ていますよ。
福井:
電話で呼び出されることがあまりないから、そういうところも良いですよね。ちょっとご飯に行ったり。
中間:
僕らは妻子が一番の癒しですよね、福田先生。
福田:
それが一番ですね、間違いないです。
福井:
模範解答 笑、永吉さんは山登ったりするよね、屋久島とか。
永吉:
普段の土日は、食事に行ったり、甘いものを食べたり、ですかね。
永吉さん
福井:
お酒も良いですよね。しっかり切り替えて楽しむときは楽しむのが大事。
中間:
みんなそれぞれリフレッシュしているよね。僕はやっぱり家族かなぁ。
福井:
結局そこですか笑
入局を考えている人へ
中間:
改めて、眼科、特に九大眼科の良いところって?
下川:
園田教授でしょうか?笑
中間:
確かに、学生研修医含めてみんなを気にかけてくれるからね。あとは医局員が多いから幅広い分野をカバーできているのはやっぱり大きいよね。
下川:
各分野で有名な先生がいるから、その恵まれた環境で一緒に働く仲間がこれからも増え続けたら良いですよね。
永吉:
体力に自信があります!って人じゃなくても、やっていけると思います笑
福井:
眼科は、その後の人生での選択肢は多いですよね。大学での研究、臨床、開業も選択肢としてあるし。働きながら考えていけるのが良いと思います。
福田:
眼科は眼だけの狭い領域を見ているわけではないですからね。幅広い分野があるし、勉強すればするほど疑問が広がっていくから、楽しいです。やる気のある学生さん、研修医の方、ぜひ一緒に働きましょう!
福田さん

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