先輩に聞く!

迷いなく眼科を選べたのは、魅力と安心があったから

医学生・研修医の方へ。大学院生活についてご紹介します。早くも眼科医5年目、大学院3年生となりました。この記事では、私の大学院生活についてご紹介したいと思います。
まずそもそも大学院に進学する人は、何か研究したいテーマがある人や、学位を取得したい人、将来のキャリア選択肢を豊かにしたい人が多い印象です。そして私が現在主な研究テーマにしているのは、「網膜硝子体手術」です。思い返せば学生時代は豚の眼を使った白内障手術や、手術見学で硝子体手術を見たことが強く印象に残っています。自分で手術をするようになってからも、術式選択や手術手技について考えることが楽しいという感覚がありました。
そのため、手術に関して何か新しい発見をしたいという気持ちがあり、大学院に進学し、手術に関する様々な研究をさせていただいております。最初は「自分に研究なんてできるのかな?」と心配でしたが、周りの先生方やスタッフさんにサポートしてもらいながら少しずつ取り組んでいます。また、大学院での生活はフレキシブルで、勤務の日は臨床に集中しつつ、他の日は研究や勉強に時間を使えるので、自分のペースで過ごせるのが魅力です。
低学年のうちは実験手技を覚えながら実験しているだけで時間が経ってしまうこともありましたが、今はメインにしている実験プロジェクトをベースにスケジューリングを行っています。このプロジェクトには数年単位の時間がかかっており、論文化に向けて必要な実験を逆算して、必要な準備物品と日程を決めて動く、といったことをしています。在学中に論文受理まで行けるように、今後も引き続き精進していきたいと思います。
これを読んでいる医学生や研修医の皆さんに、少しでも大学院のイメージが付いたら良いなと思います。詳しい研究内容やもっと具体的な生活リズムなどは、ここには書くことが難しいので、気になる方がいたらぜひ見学に来ていただければと思います。
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