大介くんは眼科には興味があるけど、せっかくの初期研修期間では、様々な診療科を回って全身疾患をしっかりと見ておきたい。先輩や友達も市中病院での研修が多いこともあり、臨床研修中に眼科を回ることのできるA病院※を選択(2年間大学病院以外の臨床研修病院)。1年目は内科、救急などの必修科を学び、2年目で学生時代に興味のあった眼科を3ヶ月研修した。
※眼科研修が可能な市中病院はこちら
大学病院に比べると眼科医の先輩は少ないものの、手術症例数は多く、効率良く様々な症例を経験することができた。
眼科の研修期間中には九大眼科を見学に訪れ、自由で活気のある雰囲気に好印象!
大学では指導医や後期研修の先生の人数が多く、相談しながら楽しく研修ができそう。参加を勧められた眼科スプリングキャンプでは、眼科の将来性を感じることができ大満足!!眼科入局を決め、後期研修から本格的に眼科を学ぶこととなった。
福井 卓磨
私は学生時代にはまだ自分の進路をはっきりと決めることが出来ていませんでした。眼科も選択肢の一つではありましたが全身疾患にも非常に興味があり、 内科全般からマイナー科まで幅広くローテできる市中病院を初期研修先に選びました。実際に研修をしてみるとやはりどの科もそれぞれに魅力があり最後まで悩みましたが、最終的には顕微鏡手術への興味や九大眼科の雰囲気、そして何より眼という臓器の神秘性に惹かれて眼科への入局を決意しました。
大学病院での勤務を経て、現在は市中病院に勤めています。眼科は専門性が高い科ですが、出来ることが増えるにしたがって、日々の診療がどんどん楽しくなっています。最近、知人から「眼科で研修したかったが、ウチの病院では選択出来なかった」という声を聞きました。市中病院での眼科研修は決してどの病院でも出来るわけではありません。市中病院での研修を考えている皆さんにまず確認して頂きたいことは、希望する初期研修病院で眼科選択が可能かどうかということです。その点に関してはこの九州大学眼科のホームページを見ていただくのが一番だと思います。
自分の将来を決めることですので、思いっきり悩んでいいと思います。もし分からないことや詳しく話を聞きたいことがあれば、遠慮なく見学に来てください。皆さんと共に働ける日を楽しみにしています。
下記の病院では、プライマリケアを中心に勉強しながら、眼科も研修ができるプログラムとなっています。
その他の病院では眼科をローテートすることができませんので、ご注意ください。