九州大学大学院医学研究院眼科分野 九州大学医学部 眼科

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千早病院の日常

 今回は千早病院の日常・業務について、入局2年目の筒井紘樹がご紹介します。
 千早病院は昭和40年に開設された福岡市東区千早にある病院です。
 眼科医は西岡木綿子先生との2人体制、外来看護師は3人、ORTは1人の計6人で日々の診療にあたっております。
 月水金は外来日、火木は手術日となっています。

外来日

 外来日は8:30より外来業務開始です。
 午前中は基本的に予約外の患者さんの診察で近隣眼科や内科からの紹介も多くあります。結膜炎や白内障、緑内障などのcommon diseaseが多いですが、ときには網膜剥離などの緊急疾患もあり程よい緊張感の中で診療しています。
 午前中で40人程度の患者さんが来院されます。
 午後は予約患者さんの診察になります。レーザー治療や後発白内障治療、造影検査、通水検査などを主に行います。最近ではERGも導入されました。

手術日

 手術日は午前中に外来業務を行い、午後から手術となります。手術室は3つあり、眼科のほか外科と整形外科の手術が行われています。当院では白内障手術を主に、眼瞼下垂、内反症、翼状片などの手術を行っております。また、加齢黄斑変性や糖尿病黄斑浮腫に対する抗VEGF注射も手術室でしています。
 西岡先生のご指導の下、毎週数例の手術を担当させていただき成長を感じる毎日です。

休日

 土日はオフです。趣味や旅行など楽しみながら平日の業務に向け英気を養います。また、学会や勉強会が開催されることも多く、最新の知見や手術を学ぶいい機会です。最近では5月末に沖縄で九州眼科学会が開催され、緑内障手術の成績について発表してきました。初めての現地での発表で緊張しましたがとてもいい経験となりました。

以上、千早病院の日常をお送りいたしました。

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