九州大学眼科は、福岡県久山町で行われている久山町生活習慣病予防健診に1998年から携わっております。久山町生活習慣病予防健診は、40歳以上の久山町住民を対象とした健診です。
眼科検診では、失明につながるような疾患をできるだけ早期発見できるように努めています。今年は緑内障かどうかを詳しく検査するため、視神経のところをよりくわしく検査し、さらに視野検査まで行うことで診断までできるようにしております。
失明原因の第１位である緑内障は目の神経が障害され、見える範囲がせまくなる病気です。40歳以上の日本人の20人に1人が緑内障と報告されています。自分では異常に気付くことが難しく、知らないうちに進行し失明することがあるため、検診で早期発見することが重要です。
その他の失明につながるような疾患についてもわかるように最新の器械をご準備しております。