九州大学大学院医学研究院眼科分野 九州大学医学部 眼科

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研究会・講演会記録

2019年度

Andrew Dick先生の特別講演(令和元年7月27日)を拝聴して

 令和元年7月27日、グランドハイアット福岡にて「Uveitis Global Expert Meeting in Kyushu」が開催されました。
 今回は、イギリスからAndrew Dick先生をお招きして特別講演を賜りました。Dick先生はUniversity College Londonの眼科部門教授であり、眼免疫・炎症の研究において世界でご活躍されている先生です。講演は「The latest evidence supporting daily practice of Uveitis treatment and promises for the future」というタイトルで、主にぶどう膜炎の治療における最新の知見と課題について自験例を含めてお話いただきました。
 講演を通じて、診断・治療開始のタイミング・治療内容・治療への反応・さらに疾患の予後予測など、各段階においてバイオマーカーがあることが望ましいことを強調されました。当科でも、各診療グループごとに検体検査や画像検査をこまめに行いデータを蓄積しており、今後はより一層evidenceに根ざした医療を提供することの必要性を感じました。治療データに関しては、非感染性ぶどう膜炎患者を対象にステロイド単独投与群と、ステロイド+アダリムマブ併用療法群の治療成績をまとめたVISUALⅠ studyを紹介され、こうした大規模試験が今日の治療指針を裏付けしていることを示されました。Dick先生ご自身も世界中の臨床試験に精力的に関わっておられ、希少疾患であるなどの理由でなかなか治療推奨度gradeAのものがない中で、ベーチェット病に対するアダリムマブ治療は推奨度gradeAであること、ステロイド抵抗性のTh17細胞が関与する疾患に対しシクロスポリンが有効であること、生物学的製剤の方が免疫抑制剤よりも推奨gradeが高い傾向にあることなど、最新のデータを提示していただき、大変勉強になりました。
 最後に、上述した臨床データだけでなく、動物実験を通してより深い病態解明をすることの重要性も強調されました。
 当日のお昼には、講演会に先立ち九大病院のカンファレンス室でDick先生、当科で研究に携わる先生、大学院生でリサーチカンファレンスを行いました。中尾先生、村上先生、八幡先生が、現在当科で行なっている研究を発表され、Dick先生の貴重なご意見・ご指摘をいただくことができました。
 1つ1つのデータをまとめていくこと、そこから沸く疑問を研究室に持ち帰り、実際に手を動かして個体・臓器・細胞レベルで病態を解明しようとすること、どちらかだけでなく、どちらもバランスよく行うことが大切であることを感じた講演でした。私も一大学院生として、目的をしっかり持って研究に携わっていきたいと強く思いました。

白根 茉利子

2018年度

吉冨健志先生の特別講演(平成31年2月16日)を拝聴して

 第176回九州大学眼科研究会が2月16日に百年講堂で開催され、教育講演として秋田大学眼科の吉冨健志教授にご講演いただきました。
 吉冨教授は緑内障や神経眼科を主なご専門分野とされご活躍されていらっしゃいます。九州では水俣病検診や、久山町の緑内障検診でもご活躍されています。今回の教育講演では吉冨教授の「九州大学から秋田大学37年の歩み」という演題で、吉富教授の九大、大分、Yale大学、北里大学、和歌山大学、秋田大学で進めてこられた研究や臨床経験についてお話をいただきました。
 眼科医としての最初の発表は、九大研究会での低眼圧緑内障(現在の正常眼圧緑内障)の眼圧変動についての演題だったそうで、当時の発表に使われた手書きのスライドを示され、大変驚きました。
 研究は薬理学教室での平滑筋の研究を土台として、瞳孔括約筋や散大筋、房水産生の研究を進められたことをご説明していただきました。日頃から使用している散瞳薬やβ遮断薬についても、研究を通して新しい薬理作用が確認されたこと、まだ作用機序が分かっていない部分もあることを解説していただき、身近な薬剤について改めて深く考えるきっかけになりました。眼科分野での平滑筋の基礎研究を行なったのは九大では最初で最後のお一人であったということで、他の人がやらないことをやることが大事だとのメッセージもありました。
 また毛様動脈の平滑筋への作用がブリモニジンとチモロールで異なることについてもお話いただきました。「ブリモニジンはチモロールと眼圧下降は同程度だが、視野保護作用は優れている」という報告から薬理作用や病態を追求したということで、色々な研究の切り口があるということが印象的でした。
 吉冨教授は2019年3月をもって秋田大学を退官され、4月からは福岡国際医療福祉大学の視能訓練学科長にご就任予定です。
 今回のご講演は、臨床や研究においての考え方や着眼点について大変参考になりました。これから私が臨床や研究に携わっていく上で、教訓として心に残る素晴らしいご講演でした。

平島 昂太

慶野先生、辻川先生の特別講演(平成31年2月2日)を拝聴して

 今回の眼炎症セミナーでは慶野先生と辻川先生よりご講演をしていただきました。
慶野先生からは、杏林大学でのBehcet病のインフリキシマブの導入のタイミングとその後の経過、バイオマーカーの研究という内容でした。
 IFX導入に関しては視力が良好のうちに早期に導入した群が視力維持良好でかつ発作回数低下・血管炎の鎮静化が得られた事をご報告していただき、全身検査で導入可能かつステロイドや他の免疫抑制で反応が不良群は早期に導入を検討していかなければならないことを考えさせられました。また導入後2年以内発作や血管炎がなく、全身状態が落ち着いた症例ではIFXを中止しても再燃がなかったという事や、Behcet病のバイオマーカーとしてmicroRNA-144が関わっているかもしれないという、非常に興味深い内容でした。
 辻川先生からはAMDを遺伝子の側面から解説していただきました。
AMDの疾患感受性遺伝子としてHTRA1による視細胞壊死を辻川先生はご報告されていて、このHTRA1は加齢で発現、視細胞を減らし、視細胞死を誘導するという事を動物実験で事細かに解説していただきました。まだ臨床しかしていない自分にとっては、難しい内容でしたが、HTRA1が視細胞壊死に関与するという事を矛盾ないようにあらゆる角度から検証されていて感銘を受けました。
 眼炎症セミナーは非常に多くの先生方が来られていて、大変有意義な会でした。また今後も是非継続して参加したいと思いました。

舩津 治彦

髙橋先生の特別講演(平成30年12月1日)を拝聴して

平成30年12月1日(土)、2日(日)にかけて第11回Joint Meeting of Japan-China-Korea Ophthalmologistsが九州大学百年講堂で開催されました。
日本からはもちろん、中国や韓国からも多くの著名な先生方にお越しいただき、いつもの見慣れた百年講堂は英語が飛び交う国際学会の場となり、各会場で活発な議論が繰り広げられていました。
 招待講演として、世界的にご高名な理化学研究所生命機能科学研究センター網膜再生医療研究開発プロジェクトのプロジェクトリーダーの髙橋政代先生に「Retinal cell therapy – now & future」というテーマでご講演いただきました。2014年9月に世界で初めて行われた滲出型加齢黄斑変性に対する人工多能性幹細胞(iPS細胞)由来網膜色素上皮細胞移植について、症例提示やさまざまな知見を踏まえながら、これまでの歴史、そこに至った背景から研究の現状についてご教示いただきました。世界に先駆けている日本での再生医療の現状や今後の展望について触れることができ、再生医療実現への期待がさらに膨らんだとともに、最先端の研究が眼科の分野で行われていることを誇らしくも感じました。
 研究結果をどう治療へ導いて行くか、その先を見据えられたさまざまな取り組みもご紹介いただきました。昨年より開設された神戸アイセンターでは、基礎研究、臨床応用、治療とともにロービジョンケアや生活支援にも積極的に取り組まれていらっしゃいます。また、九大で取り組まれている暗所補助視覚装置や人工知能(AI)の画像認識技術を使って視覚障害者をサポートするメガネにも言及されました。今まで医療とは直接関係のなかったような新しい技術や情報技術(IT)系大企業の医療への参入などは、今後の医療現場をさらに変えて行く可能性を秘めていると思います。新しい知見や技術は日進月歩であり、「Doctor should know the information!」という高橋先生の言葉が印象的でした。ご講演で学んだことを日々の臨床や研究に活かしていきたいと思います。ご講演いただき誠にありがとうございました。

小柳 俊人

第11回日本中国韓国眼科ジョイントミーティング報告

 H30年12月2日、3日二日間にかけて日中韓ジョイントミーティングが開催されました。今年は九州大学が主催のためか、大学院性・病棟医初め数多くの若手医局員も発表され、大変活気のある会となりました。私も医局員の一人として、慢性CMV網膜炎について発表させていただきましたが、実はこの発表が入局後初の学会発表でもありました。英語で発表することに対し、当初は緊張と不安な気持ちでいっぱいでした。スライドを作っていくなかで、英語の論文を読む楽しみを見出すことができました。発表本番では慣れない英語でしたが、質問に答えることで大きな達成感を得ることができました。
 自分の発表は初日の午前中まででしたので、発表が終わってからの残り1日半もの間、数多くの講演を満喫することができました。
 まず、園田教授が座長をされたepidemiology/Uvea を観に行きましたが、ちょうど上田先生が近視性黄斑変性の久山町研究について発表されているところでした。発表後、久山町研究について質問を受けられていましたが、その際園田教授が「久山町研究は50年にわたり九大病院全科で取り組んでいる大変歴史ある疫学調査です。」と英語でバシッときめられた瞬間、九州大学の一員であることにとても誇らしい気持ちになりました。また、今回多くの著名な先生方もご講演をされておられました。その中でも東京医科歯科大学、大野京子先生のOCTAを使った3次元解析についてのご講演が大変印象に残りました。OCTAを使って解析してみると、実はmCNVの新生血管が脈絡膜からではなく強膜からきているのではないか、という説明がとても目から鱗で今後のOCTAの可能性について感じずにはいられませんでした。
 園田教授の開会の挨拶から始まり、2日間にわたる熱い議論が繰り広げられた日中韓ジョイントミーティングでしたが、私にとってとても思い出深いものとなりました。生まれて初めての学会発表が英語プレゼンであったことは、自分にとって今後の眼科医としての方向性を決めるうえでも大変有意義で、なにより、国の枠を超えてお互いの考えをぶつけ合う空気感を肌身で感じることができたのは、何ものにも代えがたい体験となりました。
 このような機会を設けていただいた九大眼科の先生方を初め、多くの先生方企業の方々への感謝の言葉をもって、私の報告を終わりとさせていただきます。

吉富 景子

The 11th Joint Meeting of Japan-China-Korea Ophthalmologistsを終えて

 The 11th Joint Meeting of Japan-China-Korea Ophthalmologistsが、H30年12月1日、2日の2日間に渡って、九大眼科主催で百年講堂および同窓会館にて催されました。
 会は園田教授のOpening Remarksから始まり、早速各会場で、各国の先生方によるOral sessionが開かれました。もちろん全て英語で、新しい知見が続々と発表され、質疑応答も活発でした。九大眼科からも諸先生方が発表され、一年目の同期も発表を無事に成し遂げていきました。
 まず面白いと思ったことは、当然といえば当然なのですが、国が異なっていても科学的な知見は共通しているため、英語の技能さえクリアできれば、各発表の内容を理解・検討が出来るということでした。しかしさらに面白いなと思ったのは、今回国際的学会ということで、各国の認可されている薬品や医療インフラが異なるために、日本国内の学会ではあまり聞かない薬(抗VEGF薬など)に関連した治療・病態に関する話や、疾患のマネジメントへの取り組み方の違いなどを聞けたことです。特に後者については、人口が非常に多いこともあったりして、健診システムやAIなどもを積極的に活用していく発表が目立つ印象でした。
 シンポジウムでは、各国でご活躍されているエキスパートの先生方に各疾患についてお話頂きました。緑内障に対する手術について、古典的な線維柱帯切除術が今なお有用であることをはじめ、最近隆盛してきたチューブシャント術やMIGSについてのお話がありました。また、水疱性角膜症について、DSAEK/DMEKの卓越した手術、ROCK阻害剤を活用した新規治療法についてのお話を伺えました。また、涙腺腫瘍については、遺伝子発現やB・T細胞受容体シグナリング経路をもとにした詳細な病態のお話、さらには新規薬品のための実験モデルについては、実際のCNVモデルを挙げた具体的なお話を伺え、大変勉強になりました。
 ポスター発表の方も多くの先生方による提示がありました。Selected Poster Roomにはコーヒーメーカーが設置されており、英語で繰り広げられるOral Session聴講で酷使された頭と耳を癒すつもりで、たとえはじめは入室したとしても、いつの間にかコーヒー片手にポスターに見入ってしまうようになるほど、会場全体は終始学術的な雰囲気に包まれておりました。
 初日の最後は、今までのJoint Meeting of Japan-China-Korea Ophthalmologistsの各年度の会を振り返るmovieが流れる中、福岡の食を楽しみつつ、互いの親睦を深める懇親会が行われました。
 私自身、初めて国際的な学会に参加したこともあり当初は圧倒されていたのですが、幸いにも今回は地元福岡・九大で開かれる年で、よく知っている先生方も多くいらっしゃったので、次第に会の雰囲気にも慣れ、各発表に集中して耳を傾けることが出来、とても刺激的な2日間となりました。

福嶋 正俊

中村誠先生の特別講演(平成30年9月8日)を拝聴して

第56回六大学合同眼科研究会が9月8日に九州大学百年講堂で開催され、今年度は神戸大学眼科の中村誠教授に特別講演を賜りました。中村先生は神経眼科分野を専門とされており、私のような一般の臨床医からすると少しばかり疎闊になりがちな同分野について、臨床的に重要なtopicに厳選して、1つ1つの症例について非常にわかりやすくご講演くださいました。
 講演の前半は、求心性視野狭窄を呈する“treatable”な疾患の症例提示を行ってくださいました。1例目の症例では「片眼性の求心性狭窄は問診が非常に重要」と強調され、特に耳鼻科的な疾患の既往についてしっかりと把握することが大事だと力説されていました。同症例は副鼻腔炎の治療後であり、蝶形骨洞に認める腫瘤性病変により視神経管が圧迫されていました。耳鼻科で蝶形骨洞の開放術を行ったところ、視力、視野の著明な改善を認めたとのことでした。2例目の症例は、1例目と同様に鼻性視神経症の症例で、耳鼻科で副鼻腔の開放術を行った症例でした。しかしながら、1例目と対照的に視力の改善はわずかで、中心暗点が残存しました。これは発症から治療までの期間が長かったことによって、視神経乳頭に構造変化が生じてしまったためだと解説されていました。すなわち、求心性視野狭窄の症例は鼻性視神経症を鑑別に挙げて早期に診断、治療を行わなければ、視神経に不可逆な変化を与えて患者のQOLを損ねてしまうという、教訓となる1例でした。3例目は両眼の亜急性の視力低下の症例で、眼球運動障害も伴っていたため眼窩先端部症候群を疑ったが、画像検査ではっきりとした所見がなく、血液検査を行ったところMPO-ANCAが著明高値であり多発血管炎性肉芽腫症に伴う圧迫性視神経症であったという症例。4例目は近医でNTGと診断されていたものの、眼圧に比して視野変化が急速に進行したため紹介され、視野変化の性状から接合部暗点を疑い脳動脈瘤による圧迫性視神経症と診断した症例でした。いずれの症例も、我々臨床医がいつ出会ってもおかしくない現実感を伴った症例提示でした。そしてその全ての症例において、臨床所見を基礎的な知識を用いて研磨し、得た結果から診断に至るプロセスを精細に解説して下さりました。その神経眼科ならではの、論理的で理路整然とした考え方には非常に感銘を受けました。
 後半は視神経脊髄炎についてご講演下さりました。こちらでも、AQP4の神経細胞における役割や、抗AQP4抗体による細胞障害のメカニズムなど、臨床をしているとつい疎かになりがちな基礎的な足場を、しっかりと説明して下さりました。そのうえで、視神経脊髄炎に対する現在の治療、その問題点、そして現在治験中のIVIGについてお話し下さりました。IVIGは現在の血漿交換よりも侵襲が少なく、基礎研究の結果からも有用な治療法になる可能性があるとお話しされていました。
 興味深くお話を聞いていると、時間があっという間に過ぎてしまいました。今まで見えていなかった、臨床の裏で起こっているバックグラウンドに触れたような気持ちになりました。この経験を、明日からの臨床に生かしていけたらと思います。

三股 政英

2017年度

山川先生の特別講演(平成30年2月17日)を拝聴して

 第175回九州大学眼科研究会が2月17日に百年講堂で開催され、特別講演として久留米大学眼科の山川良治教授にご講演いただきました。山川教授は緑内障や網膜を主なご専門分野とされご活躍されていらっしゃいますが、今回の特別講演では19年間久留米大学病院で勤められた中で長期に渡って診療された小児白内障や小児緑内障、一部の成人緑内障の臨床経験を中心にご講演いただきました。
 前半では久留米大学病院における小児白内障手術の治療成績の検討についてご報告されました。年齢ごとの先天白内障術後の継時的な屈折変化についての検討では、1歳未満の群では6歳以上の群と比較し有意に屈折変化が大きいという結果でした。このことに加え、1歳未満の先天白内障に対する眼内レンズの挿入は1歳以上で施行した症例と比較して術後合併症が多いという報告があり、久留米大学病院では2歳以下で無水晶体眼とされているということでした。その一方で眼内レンズ挿入眼と無水晶体眼では術後の続発緑内障のリスクはあまり変わらず、先天白内障に対する適切な年齢での眼内レンズの挿入は有用であることを示されました。また、そのほかにも小児後嚢CCCのコツや、6歳からは術後YAGが可能な場合が多いこと、また年齢に応じた眼内レンズの屈折の選び方など小児白内障診療におけるtipsを教えていただきました。今回は手術動画を混じえ小児の組織の特性や手術手技で工夫されている点を詳細にわかりやすく解説していただき、大変勉強になりました。
 後半では小児の発達緑内障と若年開放隅角緑内障の手術成績についてご報告されました。発達緑内障、若年開放隅角緑内障のいずれも線維柱帯切開術後に良好な視機能を得られることがあり有用な術式であるものの、隅角形成異常が高度な症例では難治となるようです。このような難治の症例では、線維柱帯切除術を施行して確実な眼圧下降を得ることで長期視野の維持が可能となるということを自験例から示されました。近年緑内障に対する視神経乳頭・網膜の血流改善治療や神経保護薬の開発が試みられておりますが、これらの山川教授のご経験から従来から言われている通り眼圧下降が緑内障診療における最大の鍵であることを強調されました。
今回のご講演はまだまだ臨床経験が短く未熟者の私にとって、大変貴重な内容でした。山川教授のように一症例ごとに真剣に向き合い、一つの症例からより多くのことを学べるよう日々研鑽して参りたいと思いました。

石龍 悠

大黒先生、海老原先生の特別講演(平成30年1月27日)を拝聴して

平成30年1月27日に第18回眼炎症セミナーが開催されました。特別講演として、大阪病院眼科部長の大黒伸行先生と順天堂大学医学部付属浦安病院教授の海老原伸行先生にご講演いただきました。
 前半は大黒先生より、「ぶどう膜炎に対する生物製剤治療」というテーマでお話しいただきました。眼科領域では、2007年にベーチェット病に対してインフリキシマブが、2016年に非感染性ぶどう膜炎に対してアダリムマブが保険適応となりました。  私は昨年10月からぶどう膜外来で勉強させていただいており、よく園田教授から「昔のベーチェット病は失明する疾患だったんだ。今は生物製剤のおかげで発作も少なくなった。」というお話を伺います。実際この4ヶ月、ベーチェット病の症例はたくさん診ましたが、大発作には遭遇していません。大黒先生も、インフリキシマブの登場によりベーチェット病の発作回数の減少、さらには病勢の完全消失まで望めるようになったと仰っており、その威力を改めて感じました。
 また、JIAをはじめとする小児ぶどう膜炎に対して、メソトレキセートをはじめとした免疫抑制剤に加えて、生物製剤が有効である可能性についても言及されました。
   一方、生物製剤の問題点(二次無効やParadoxical effect等)についてもお話いただき、慎重に使用する必要があることも痛感しました。

 後半は海老原先生より、「難治性アレルギー性結膜疾患の病態と新しい治療法の可能性」というテーマでお話しいただきました。
 春季カタルはアレルギー疾患の代表ですが、涙液中のbio markerとして、IgEは活動性評価、ペリオスチンはアレルギー反応や結膜線維化ステロイド治療抵抗性の指標になるそうです。こうしたbio markerを測定することにより、より適切な治療を提供できるようになるのではないでしょうか。
 また、難治症例に対する巨大乳頭組織の次世代シークエンサー解析による遺伝子網羅解析についても分かりやすくご講演いただきました。

 今回、各分野にて第一線で診療・研究に取り組まれている先生方のご講演を拝聴し、一つの分野を突き詰めることの醍醐味を感じることができました。

白根 茉利子

池田先生の教育講演(平成29年9月9日)を拝聴して

 2017年9月9日に開催された第55回六大学研究会において、九大眼科の池田康博先生に網膜色素変性についてご講演していただきました。
 網膜色素変性は遺伝性の疾患で、九大眼科では現在600人以上の患者さんをフォローしているそうです。通院中の患者さんの視力分布から、年齢とともにゆっくりと進行し、60歳以上の平均視力は0.1以下になることを示されました。現在明らかな効果を示す治療法はありませんが、病気についてきちんと説明することで、すぐに失明する病気ではないことを理解してもらったり、今後の職業や生活を整備する手助けをするなど、私たち眼科医にできることが多くあることを改めて知ることができました。
 夜盲に関する研究についてもお話しをいただきました。網膜色素変性患者177名の方にアンケートを取ると、90%以上の方が夜盲を自覚しており、発症の平均年齢は30歳で、20%は小学生から夜盲を感じていたという結果でした。30歳というのは働き盛りの年齢ですが、80%の方が夜間の外出を制限しているということでした。そこで、シースルーヘッドマウントディスプレイを用いた暗所補助視覚装置の開発が行われているそうです。高感度カメラでとった画像をディスプレイに出し、これを見ながら暗いところをスムーズに歩く患者さんの動画をみて、仕事帰りに同僚と飲みに行くのをためらっている患者さんが少しでも積極的に行動でき、QOLをあげることができる素晴らしい研究だと感じました。
 網膜色素変性には白内障や黄斑部病変が併発することがありますが、これらの早期発見と治療の重要性についてもお話しをいただきました。特に黄斑浮腫に対して炭酸脱水素酵素阻害薬の点眼が有効であるということを、症例提示しながらわかりやすく教えていただきました。
 病態についての研究では、錐体細胞死に慢性炎症、酸化ストレス、脈絡膜循環障害が関係しているということが示されていました。慢性炎症に関しては、前房フレアが通常の人と比べて網膜色素変性患者では数値が高く、視力とも相関しているということでした。合併症にもこの炎症が関与しており、眼内の炎症が後発白内障や黄斑上膜に影響を与えているということでした。網膜色素変性の炎症にはミクログリアの酸化が重要であるなど、基礎研究の成果についてもご紹介いただきました。
 今回網膜色素変性の病態や研究について、私たち若手の眼科医にもわかりやすくご講演していただきました。網膜色素変性は治療が難しい病気ですが、今回の講演で池田先生が「cureだけでなくcareも重要」だというお言葉を聞いて、今後診療を行っていく上で大変参考になりましたし、池田先生の網膜色素変性患者さんへの強い気持ちが伝わってきました。

吉村 茉莉花

近藤先生の特別講演(平成29年9月9日)を拝聴して

 第55回の六大学合同眼科研究会では、特別講演として三重大学 近藤峰生教授にご講演いただきました。「今知っておくと良い、網膜硝子体分野のトピックス」と題して、1) ヒドロキシクロロキン網膜症(以下HCQ網膜症)と眼科検診、2) BRVOの最新トピック、3) エリプソイドゾーンでいいのか、4) RETevalの進化と問題の4つのテーマについて、分かりやすくユーモアを交えながらご講演を頂きました。
 HCQ網膜症は、皮膚エリテマトーデスや全身性エリテマトーデスの治療薬であるプラケニルによる副作用です。過去にクロロキン網膜症が問題となったことがあり、日本ではプラケニルの承認が遅れていました。近藤先生はHCQ網膜症におけるプラケニルの適正使用、早期診断に関するガイドラインを作成されており、検診期間の目安や必要な検査項目(SD-OCT,10-2HFAなど)を提示されていました。今後、プラケニルを使用している患者様の紹介があった際には、このガイドラインをもとに、今後の受診計画や治療方針を検討させて頂こうと思いました。
 BRVOのトピックについて、海外で行われたBRIGHTER studyでPC併用と抗VEGF単独で有意差がなかったこと、一方で我が国でもJIPANGU studyという多施設でのRCTが行われており、丁寧なPCを行うことで抗VEGF薬の注射回数を減らすことができるのか再検討されていることを知り、今後の報告がとても待ち遠しくなりました。
 各小節間には手足口病黄斑症の症例やバイアグラ大量内服による急激な視力低下の症例提示も含まれており、とても興味深い内容で、問診による眼科領域以外の病歴聴取も確定診断への助けになることを教えて頂きました。
 エリプソイドゾーンは、以前IS/OSと言われていましたが、部位的にISのミトコンドリアの反射ではないかということで現在はこの名前が定着しています。しかし、本邦で作られたより高精細なOCTでの再検討を行った結果、やはりIS/OSの境界に一致するのでは?という結果が示されていました。概念として定着していることを再検証することも、時には重要であることが良く分かりました。
 RETevalは、眼の周りにチップを貼り付け光を当てるだけでERGが撮影できる、とても便利な機器です。この簡便さを利用し、小児へのERG検査や眼科検診への組込みなどの可能性が広がったことが大きな進展であると思いました。
 今回の講演を拝聴して、網膜硝子体分野のトピックスについて、これからも新たな発見や検証、臨床の中でも同様に進歩していく可能性を大いに感じることができました。

森 雄二郎

2016年度

山本先生の特別講演(平成29年3月18日)を拝聴して

 第174回の九州大学眼科研究会は岐阜大学 山本哲也教授に特別講演をして頂きました。 講演の前半は一般的な診療における視神経観察についてのお話でした。 特に私が印象に残ったのは、OCTにおいて普段はどうしても横断面での画像をみてしましますが、縦断面での視神経繊維層の厚みを比較することを強調されており明日からの日常診療に役立てるお話でした。
 講演の後半は山本先生が疾患概念を確立された上方視神経低形成(Superior segmental optic hypoplasia 以下SSOH)についてのお話でした。
 SSOHの概念が全くなかった頃、ある子供の視野障害1例が緑内障の典型パターンには当てはまらないことをきっかけにSSOHの概念を模索しながら確立されたとの事でした。
 現在理解されている疾患概念や病態に当てはまらない疾患を見たときに、それをなんとなく終わらせるのではなく、常に疑問をもって掘り下げていく姿勢をもつことで、新しい病態理解や疾患概念を見つける可能性があることを感じました。 また一番驚いたことは、多治見studyで得られた約14,000例(つまり28,000眼!)の眼底写真全てを山本先生自らがわずか1ヶ月で読影され、SSOHの有病率(約0.3%)を報告したというお話でした。
 山本先生も講演の最後にお話されていましたが、一つのことを突き詰めてやっていくことで色々な新しいことに気づくことができるのだなと私達、若手の眼科医にとっては学びと刺激の多い講演でした。

下川 翔太郎

南場先生の講演(平成29年2月4日)を拝聴して

 2017年2月4日に開催された眼炎症セミナーでは、北海道大学眼科南場 研一先生にご講演いただきました。ぶどう膜炎の中でも特にフォークト・小柳・原田病(以下VKH)の初診時と再発時の所見についてお話しいただきました。VKHではICGAで特徴的な所見としてHypofluorescent dark dots (HDDs)を認めますが、静脈相初期の中大血管の不鮮明化も特徴的な所見であるとのことでした。またHiderbergでの広角写真はとても見事な写真でした。今後私も評価するときには血管の状態も詳しくみること、また造影も綺麗な写真を撮っていけるよう心がけようと思いました。
 またVKHでは、前眼部再発時に点眼薬のみで経過観察している症例もあるかと思いますが、中には長期的に眼底が萎縮してくる場合があります。北海道大学では再発時ICGAでHDDsを76%に認め、肉眼的には前眼部炎症のみと思われる症例でも後眼部炎症を伴っていることがあると指摘されておりました。
 他に脈絡膜の血流速度をレーザースペックルフローグラフィー (以下LSFG)を用いることで、VKHと中心性漿液性網脈絡膜剥離(以下CSC)の鑑別が可能になるなど新たな評価方法についてもご教授いただきました。
 私は現在ぶどう膜炎再来にて勉強させて頂いております。今回の講演を拝聴し日々の診療での細かな変化はもちろん、長期的な所見の変化についても目を向けていく必要があると強く実感しました。今後の診療ではもっと気を引き締めて臨んでいきたいと思います。ご講演いただきありがとうございました。

山名 智志

鈴木先生の特別講演(平成28年9月3日)を拝聴して

研究会後の食事会にて

 2016年9月3日、九州大学百年講堂において、第54回六大学研究会が開催されました。会の締めくくりは国立がんセンター中央病院 眼腫瘍科科長 鈴木茂伸先生による特別講演でした。鈴木先生は国立がんセンター中央病院で眼部腫瘍性疾患を対象に診療されています。中央病院の眼腫瘍科には、網膜芽細胞腫や脈絡膜悪性黒色腫に関しては全国の半数以上の症例が集まり、2015年度は網膜芽細胞腫53例、脈絡膜悪性黒色腫26例が受診されたそうです。また独自の治療もされており、網膜芽細胞腫に対しては放射線照射・全身化学療法・小線源療法に加え、眼動脈注入療法・硝子体注入療法などが行われています。その他、全身疾患に関連する眼腫瘍に対する治療もされており手術件数は年間約300件にのぼります。今回の講演では主に眼腫瘍の鑑別について解説していただきました。例えば腫瘍を赤や白と色で鑑別したり、小病変で良性悪性の鑑別が難しい場合、勇気を持って少し経過を見ることも一つの手段であることなど、ズバリ私たちが日常診療で知りたいことについてご教授いただきました。また網膜芽細胞腫を日本で一番診ている眼科医として最新の治療法や遺伝子検査についてもレクチャーがあり、眼腫瘍性疾患に関する臨床経験の少ない私たち若手眼科医にとっても大変わかりやすく興味深いお話でした。
 研究会終了後には園田教授をはじめ、医局長の池田先生、眼腫瘍の重鎮吉川先生、腫瘍グループの先生方と、鈴木先生を囲む食事会に参加させていただきました。国立がんセンターの科長であるために、腫瘍に関連した国レベルでの決定事ー項に参加されていること、最近中国からの網膜芽細胞腫症例が増えていること、趣味で家庭菜園をされていることなど、また違った側面のお話を聞くことができました。
 眼腫瘍における有名人の貴重なお話を聞くことができ、充実した研究会となりました。

徳永 瑛子

Dr. Saddaの講演(平成28年7月24日)を拝聴して

 本日は眼循環学会での招待講演のために来日されていたProf. SriniVas Sadda (Doheny Eye Institute, USA)に九州大学病院にお越しいただき、”Applications of Widefield Imaging”というテーマでご講演いただきました。これまでは、広画角画像の撮影にはコンタクトレンズが必要であったり、得られら画像も眼底周辺の情報を含むものではありませんでした。近年、Optos200Txが臨床使用され、より簡便に網膜周辺までの情報が得られるようになりました。また、蛍光眼底造影検査、自発蛍光を組み合わせることで診断、治療方針の決定に有効であることを過去の文献、そして実際の症例を提示いただき分かりやすく解説いただきました。
 具体的には、まず広画角の蛍光眼底造影検査の有用性について、ETDRSの7方向の撮影では十分に周辺の病変をできていないことを、症例を交えながらわかりやすく説明していただきました。糖尿病網膜症の蛍光眼底造影検査において、約1割の症例において既存のETDRS7方向撮影範囲外に病変を認め、その周辺の虚血の存在は糖尿病黄斑浮腫のリスクが約4倍に上がるとのことでした。
 一方で、当然のことですが、眼底という3次元のものを画像評価するにあたり2次元に修正しているわけであり、その画像には距離、角度、面積のどこかにひずみが出てきます。そこで妥協せず、メルカトル図法でのグリーンランドが拡大して表記されることに例えられ、ステレオ投影ソフトウェアを新たに作り出し、正確さを追求されていることに驚歎しました。それにより得られた網膜静脈閉塞症における周辺の虚血面積と新生血管が相関すると報告されていました。また、末梢の血管炎を評価できたことで診断につながった症例も提示していただきました。患者のマネージメントで周辺の評価の重要性について教えていただきました。
 次に自発蛍光についてですが、私は今まであまり実臨床では自発蛍光の重要性を気にかけていませんでした。また撮影するにしても後極のみでした。しかし、約7割が周辺の自発蛍光に異常があると報告されていました。加齢黄斑変性に至っては8割の症例に自発蛍光以上が存在し、そのパターン分類を報告されました。その他、ぶどう膜炎、腫瘍など自発蛍光の違いをわかりやすく説明していただきました。
 日常診療において周辺まで広く眼底を評価することの重要性について学ぶ事ができたご講演でした。また、新しいツールの出現に伴い、診断基準なども変化していく必要性があることを痛感しました。今回学んだことを日々の臨床、研究にいかしていきたいと思っています。ご講演いただきありがとうございました。

山口 宗男

2015年度

山下先生の教育講演(平成28年2月20日)を拝聴して

 第173回九州大学眼科研究会の特別講演は、山形大学大学院医学系研究科眼科学教授の山下英俊先生に「糖尿病網膜症の治療戦略」というテーマでご講演いただきました。ご講演は、最近の糖尿病や糖尿病網膜症の疫学研究をご提示いただきながら、健康寿命を考えた上で眼科医が貢献できる事についての内容でした。
 初めに、平均寿命が延びている本邦においては、平均寿命のみならず「日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間」と定義される健康寿命を延ばすことが重要であると述べられました。視力障害の原因として、緑内障につぐ第2位に挙げられる糖尿病網膜症は、全体の約15%にも上るというお話をされ、それ故に視力障害の主要な原因である糖尿病網膜症の治療が重要であることを教えていただきました。
 次に、講演の内容は山形県の舟形町研究に移りました。舟形町研究は1979年より糖尿病健診を行っており、日本ではまだ多くはなされていない一般住民における眼科領域の疫学研究であることを説明されました。舟形町研究における糖尿病有病率の報告では、比較的若年で有病率が増加していることが述べられており、糖尿病網膜症は緑内障や黄斑変性と比べても若年で増加する傾向があることをお話しいただきました。また、他の疫学研究によると、糖尿病は認知症の危険因子でもあり、高齢化が進む本邦において、今後認知症が増加することが懸念されるそうです。糖尿病患者数の増加、若年における糖尿病発症の増加、高齢者の増加が糖尿病網膜症患者数の増加や重症化をもたらし、全身合併症も多様化する中で、より高いquality of visionへの要求が高まっていることを問題提起されていました。これを解決するためにも、眼科としての役割は大きいものであることを痛感いたしました。
 糖尿病網膜症の発症リスクについて、「日本人2型糖尿病患者における生活習慣介入の長期予後効果並びに死亡率とその危険因子に関する前向き研究」をご紹介いただきました。この研究は糖尿病合併症の発症、進展のリスク解析、および生活指導の効果を検討した研究です。糖尿病合併症の発症、進展に関連するものとして糖尿病罹病期間、高血糖、高血圧をお示しいただきました。さらに糖尿病網膜症の内科的治療においては、科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2013によると、厳格な血糖コントロールは、1型糖尿病、2型糖尿病患者における糖尿病網膜症の発症・進展を抑制すると記載されており、熊本宣言2013ではHbA1cを7%以下に保つことが推奨されていることを知りました。このように、糖尿病網膜症発症のリスク因子を検討することで、日常診療においても重要なリスクとして説明・指導することが可能となり、糖尿病網膜症の発症予防に繋がると考えます。最新の論文から情報をupdateすることの重要性も再認識いたしました。
 糖尿病網膜症は全身疾患リスクと関連があるとされており、大血管疾患発症リスクと網膜病変を検討した研究では、網膜病変が脳卒中発症の危険因子であることを述べられておりました。舟形町研究では眼底写真の血管径を数値化することによって、網膜血管のリスク評価も数値化できるようにされているそうです。これまでメタボリックシンドロームの項目が網膜細動脈硬化所見や網膜症と関連していることが報告されており、さらには網膜動脈径が高血圧発症の予測因子となることも示されています。これは網膜血管病変が大血管症病変と関連し、全身の血管病変発症を予測できることを示唆しているとのことでした。
 最後に、糖尿病網膜症診療の糖尿病診療における意義は、糖尿病合併症として全身因子を勘案して糖尿病網膜症の治療、糖尿病合併症(脳卒中、心筋梗塞、腎症など)のリスクを評価し、これが健康寿命の延長に繋がることをお話しいただきました。
 糖尿病や糖尿病網膜症の疫学的データを基に分かりやすく解説していただき、糖尿病網膜症のリスク因子を検討することの重要性と必要性を学ぶ事ができました。健康寿命も考えた糖尿病網膜症治療や糖尿病合併症のリスク評価を行うことで、眼科医としてより貢献できるよう、日々の診療・研究に邁進していく所存です。ご講演いただきありがとうございました。

藤原 康太

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